Mendelssohn 弦楽八重奏曲 変ホ長調/
Mozart 2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ ハ長調 K.190/186e
(マールボロ音楽祭ライヴ)
Mendelssohn
弦楽八重奏曲 変ホ長調
(ハイメ・ラレード(v)/アレクサンダー・シュナイダー(v)/アーノルド・スタインハート(v)/ジョン・ダリー(v)/マイケル・トゥリー(va)/サミュエル・ローズ(va)/レスリー・パーナス(vc)/デイヴィッド・ソイヤー(vc)/1965年ライヴ)
Mozart
2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ ハ長調 K.190/186e
(ハイメ・ラレード(v)/マイケル・トゥリー(v)/アレクサンダー・シュナイダー/マールボロ音楽祭管弦楽団/1965年ライヴ)
CBS MS 6848
これはいかにも実演の熱気伝わるマールボロ音楽祭(Marlboro Music School and Festival/Vermont)の記録。Jaime Laredo(1941-玻離非亜→亜米利加)は当時20歳代前半の若手、著名なAlexander Schneider(1908-1993立陶宛→亜米利加)などヴェテランの薫陶を受けて成長真っ最中だったのでしょう。ライヴ収録と思うけれど、拍手はありません。リハーサルなど編集しているのでしょうか。音質は直接音中心にリアルでした。
弦楽八重奏曲 変ホ長調は1825年わずかMendelssohn16歳天才の作品、一点の陰りもない愉悦と希望が湧き上がって快活な名曲。マールボロ音楽祭の記録一般に云えるけれど、緻密なアンサンブルや語り口の上手さより、ちょっぴり荒削りな活気と勢いを感じさせる演奏でした。
明るい憧憬の表情に充ちてシアワセいっぱいな第1楽章「Allegro moderato ma con fuoco」(14:55)
第2楽章「Andante」哀しい表情に神妙、そっとデリケートに泣きの緩徐楽章。(8:08)
単独でも管弦楽作品として取り上げられる第3楽章「Scherzo: Allegro leggierissimo」はそっと囁くように喜びが隠しきれないノリノリ。(4:29)
第4楽章「Presto」前楽章の勢いそのままに低弦がごりごり参入するところもお気に入り。もう愉しさが止まらない!熱気のうちに疾走するフィナーレでした。(6:09)
Mozartはザルツブルグ時代1774年/18歳の作品。Michael Tree(1934-2018亜米利加)はグァルネリ弦楽四重奏団のオリジナルメンバー、ここではヴィオラならぬヴィオリンを弾いておりました。こちらも屈託のない、明るいヴァイオリンの掛け合いがヴィヴィッドそのもの。
第1楽章「Allegro spiritoso」いつも通りの屈託のない明るい躍動から始まって、オーボエが先に歌って(あちこち活躍)ソロ・ヴァイオリンが喜ばしく、晴れやかに絡みます。こちらの作品にも一点の曇りも感じられぬノリノリ。(8:14)
第2楽章「Andantino grazioso」端正に落ち着いて、懐かしくゆったりとした緩徐楽章。ちょっぴり蠱惑の音色に素直に、しみじみ歌い交わすヴァイオリン、チェロの動きとオーボエの歌が印象的。(12:07)
第3楽章「Tempo di menuetto」しっかりとした確信に充ちた歩みに始まるフィナーレ。ノンビリとした愉悦に満ちて慌てず足取りはしっかりと進みました。(6:34)
(2026年1月10日)
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